東北旅行記1 (東京→福島→山形)
去年の年末東北を一周してきた。六泊七日の旅の記憶。
今回旅するにあたって使ったものは北海道東日本パス。
7日間連続でJR東日本とJR北海道そして青い森鉄道とかいくつかの私鉄にも乗れるという代物。青春18きっぷと変わらない値段で、日数が長くなるお得な切符。
朝早く東京駅を出発
上野東京ラインに乗車。上野東京ラインは先頭車両で前の眺望を見てると、東京上野間でどのように路線が新設されたか分かる。
宇都宮までだらだらと続く住宅地を上野東京ラインの近代的な電車で走り続ける。
宇都宮にて駅弁を買う。
駅弁発祥の地だそうで。名産干ぴょう入りのいなりずし弁当。
宇都宮で乗り換えて黒磯まで行く。暖冬のせいかスキー客皆無。ここまで来ると空気がおいしくなってくる。だがしかしまだまだ感じる関東感。関東特有のこの雰囲気はなんなのだろうか。
黒磯を出て一時間ほどで福島県の郡山に着く。山間を通る車窓からは、落葉樹林の森がちらほらと。すこしずつ東北っぽくなってくる。やっとローカル線情緒あふれる電車になったのにロングシート。JR東日本はなぜボックス席のある列車が少ないのか。
郡山で一瞬外に出てみると東京と3度くらいは違いそうだった。すぐ福島行に乗り換え
福島までは一時間ほど。またまたロングシートそして混んでいる。山の木々が全部落葉している景色はなかなか見ることが出来ない景色。新鮮。向こうが見えてるのに驚き。
福島市二度目だけど相変わらずの寂れっぷりだ。福島、郡山、いわきで均衡に発展しているのはいいことなのかもしれないけど。あとみんな仙台に遊びにいくんだろうなぁと。
それにしても阿武隈急行線と福島交通二つの私鉄あるの、都市規模の割に多くないか。
福島駅からは米沢行奥羽本線に乗り換えて。今回初めてのボックス席、だけど混んでて座れず。奥羽山脈を越えに行く。
日没近くになると、雪が降り出した。電車はどんどん標高高く上っていく。峠という駅で、力餅の売り子さんがいた。雪の降るホームに売り子さんの声が響く。
奥羽本線は山形新幹線も使う路線だから、時折すれ違う。だけどすれ違った時に揺れたりしないものなんだな。山手線とかのほうがよっぽどすれ違い時の迫力が大きい。あと奥羽本線の福島山形間は信じられないくらい普通列車のダイヤが少ない。
米沢着。市街地と駅が離れていて遊べず。駅前は焼き肉のにおいがする。
あと一時間くらい乗って山形に着けば今日は終わり。夜だったのであまり写真を撮っていない。
この日クリスマスだったんだけど・・・夜8時の山形市中心部七日町周辺
本当に店がない。人がいない。
仙山線とかバスでみんな仙台いってるのだろうか
今まで見てきた県庁所在地で一番何もない。
いかした建築物はあった。人が全然いないから絵みたいだった。
二日目。早朝の山形市内散歩
東京より五度くらいは低いんじゃないかな。寒い寒い。何もないけど、散歩する分には気持ちがいい。景色がいいし。
ここからも引き続き奥羽本線に乗って新庄へ。最上川沿いはずっとひらけていて田んぼの景色が続く。盆地だから寒いんだろうな。
突然車内に乗っていた中学生(ぐらい)がこぞって無人駅で降りる。何事かと思いきや田んぼの真ん中に巨大なイオンモールが。車で行くように郊外に作られたショッピングセンターが免許を持たない学生の鉄道利用を促進している面もあるのだなと。
あと五年もしたらみんなヤンキーになってるんだろう。イオンには行き続けるだろうけれども
北に進むにつれ雪が。おお、これが東北らしい風景だ。
新庄にて。昔ばなしで新庄発祥のものは多いらしい。こぶとりじいさん通りというストリートを散歩。
店先には雪かき用グッズが。
道のセンターライン上にはスプリンクラーが
シャッターには前衛的な絵画が
鶏もつラーメンが名物だったそうですが、わざわざもつを食べなくていいと思って、肉の部分を使った親子丼を食す。卵まで使っててこっちのほうが贅沢でせう。
あと最上神社という城址にも行った
新庄は山形新幹線の終着駅。シルバーでグリーンのラインが入った新幹線はもういないのかな。在来線と横並びな風景も新庄ならでは。
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